新潟県 胎内市の飯豊連峰で25日午前、行方不明になっていたとみられる男性が発見され、死亡が確認されました。捜索に当たったヘリが近くでクマを発見していて、男性はクマに襲われた可能性もあるということです。
警察によりますと、新潟市 西区の55歳の男性が23日から飯豊連峰に登山に出かけたまま連絡がとれず、

ヘリコプターで捜索していたところ、25日午前9時20分ごろ、登山道近くで倒れている男性を発見し救助しました。

男性は顔や腕に激しい傷があり、その場で死亡が確認されました。

また、捜索中のヘリコプターが男性の近くでクマ1頭を見つけたほか、遺体にはクマに引っかかれたような傷があったということです。

行方不明の男性の車は奥胎内ヒュッテからさらに登山口側に停まっていました。

奥胎内ヒュッテへの道は今月19日から冬期間通行止めとなっていますが、避難小屋の管理をする胎内・北飯豊の会によりますと『男性は会員で、登山道の状態を確認し小屋を管理するために山に入っていた』と言うことです。

ふもとの住民は…
【近隣住民】「まあびっくりですね」

Q飯豊連峰を登山される人がクマに襲われるというのは?
「聞いたことないです」
Q ここらへんでクマは?
【近隣住民は】「クマは出るよ。その辺も出る」

警察は男性がクマに襲われた可能性もあるとみて、男性の身元の確認を進めるとともに、死亡した原因を調べています。











