対策の一つが建物の耐震化です。
県は、耐震基準が強化される前の1981年5月31日以前に建てられた建物について、全て耐震補強や建て替えを行った場合、死者がおよそ85%、全壊する建物はおよそ86%減らすことができると試算しています。

【新潟大学災害 復興科学研究所 卜部厚志 教授】
「まだまだ阪神淡路大震災のときに、ドンって壊れたような映像にあるような家は実は地域の中にまだあるので、もう一回地域を振り返ってみたり、自宅を見てもらうのがいいのかな」
いつ起こるかわからない地震。
阪神・淡路大震災から30年の節目をきっかけに、改めて防災について考えましょう。