「長岡平野西縁断層帯」は新潟市沖から小千谷市にかけて南北方向におよそ83キロ延びている活断層です。

この断層帯について、新潟大学災害・復興科学研究所の卜部厚志教授は「新潟県内、あるいは東北地域の中でも活動度がすごく高いと言われている断層なので、それまでがS(ランク)じゃなかったほうが学問的には驚き」と話します。
「長岡平野西縁断層帯」を震源とする地震が起きた場合、甚大な被害が発生すると想定されています。
新潟県はマグニチュード8.0程度の地震が発生した場合、最悪なケースとしておよそ8000人が死亡、およそ17万棟の建物が全壊し、およそ47万人が避難を強いられると想定しています。私たちはどのような備えをすれば良いのでしょうか。

【新潟大学災害 復興・科学研究所 卜部厚志 教授】
「まずはできる限り家を強くすることが重要になってくる。できないにしても、家具を固定することで生き延びなきゃいけない」