登山途中のさまざまな出会い
ブナ林の中に安置された33体の観音様。
観音菩薩は人々に教えを説き救済するために、33の姿に変身するといわれています。
【柿崎山岳会会長 平田優一さん】「私が小学校のころ登った時からあった。相当古いんじゃないですか」
この観音像、冬になると雪に押されて、ほとんどが倒れてしまうそうです。
【柿崎山岳会会長 平田優一さん】「前にパタッと倒れちゃう。だから春に山岳会の会員で起こす。その作業が大変」
米山には学校登山で登ることも多く、地元ではなじみの深い山でもあります。

【米山小学校PTA会長 茂田井洋一郎さん】「今日は全校の米山登山で、3年生からは大平口、1・2年生は水野口で登っている。親御さんや地域の方と一緒に。“地域の山を大事にする”こうやって登るのが大事な事」

【柿崎山岳会会長 松橋耕吉さん】「これがすごく珍しい『ハナイカダ』。葉の真ん中に実をつける珍しい植物。米山では今のところここにしかない。採取するのではなく、写真で楽しんでほしい」

新潟県外から訪れる登山者も多いんです。

【石川県から】「高速道路を走っているといつもきれいな山が見える。いつか登りたいと思い、今日やっと来た」

【長野県から】「米山は印象に残る山。晴れていると眺望が良くてスカッとする」
