大人が乗っても壊れない強度の木箱に、“何か”が落ちてきて壊れてしまいました。
落ちてきたのは『雪』。
屋根から落ちてきた雪は、木箱を破壊するほどの威力をもっているのです。

雪国の人でも意外と知らない『落雪』の危険性や注意点などついて、新潟県長岡市の専門家に伺いました。

【雪氷防災研究センター 中村一樹センター長】
「屋根の上からの落雪でダメージをうける、あるいは埋まってしまって窒息で亡くなる方が、全体の事故の10%ちょっと…」

さらに、雪の“種類”によっても状況は変わるそうです。

「雪国ですと、常に雪があって生活に密着している状況。雪が溶けたり、雪の性質が変わることによって、“起こることが違います”から、リスクがいろいろな場面で出てくる」