パリオリンピック™、オイシックス、高校野球…。
新潟県内を“沸かせた”2024年のスポーツシーン総まとめです。

アルビレックスBC

今シーズンからNPB(日本野球機構)のプロ野球イースタンリーグに参加した『オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ』。
記念すべき開幕戦は3月16日。ヤクルトとの対戦でした。
参加1年目の今シーズンは、41勝79敗6分け。
勝率は目標としていた4割に届かず、最下位に終わりましたが、プロ野球の新たな歴史を作った特別な一年となりました。

高校球児

『新潟産業大学附属高校』が躍動しました。
どちらが勝っても初の甲子園出場となる新潟県大会の決勝戦では、ノーシードで勝ち上がった新潟産大附属が、2回表に第一シードの帝京長岡から先制。
そのままリードを許さず、4対2で柏崎から甲子園出場を決めました。

【新潟産業大学附属高校 野球部 吉野公浩監督】
「ドラマティックな試合をして勝って『柏崎から甲子園』で帰ろうと、有言実行してくれて…。選手たちは素晴らしいです」

そんな産大附属。
甲子園での1回戦の相手は、優勝経験もある埼玉の花咲徳栄でした。
完全に相手が有利とされた下馬評のなか、甲子園でも産大旋風が吹き荒れます。
2回裏に先制されましたが、6回表に追いつき、7回表には4番多田のタイムリーヒットで2ー1と逆転に成功!
新潟県勢としては、2017年の日本文理高校以来となる、7年ぶりの初戦突破を果たしました。

続く2回戦は京都国際と激突。
手に汗握る投手戦が続きましたが、7回に先制点を許し、その後にも追加点を挙げられ勝負あり。
新潟県勢10年ぶりの3回戦進出とはなりませんでしたが、新たな歴史を作った新潟産大附属ナインの戦いは今後も受け継がれていくことでしょう。

ドラフト会議

10月に行われたドラフト会議では、帝京長岡の茨木佑太投手(ロッテ育成2位)と、オイシックスの下川隼佑投手が(ヤクルト育成3位)それぞれ指名され、NPBでの今後の活躍が期待されます。