自民党の政治の継続か、政権交代を狙う立憲民主党か…?

その現職バトルに割って入るのが、日本維新の会の新人・井上基之さんは、出身地でもある“大票田”の新潟市西区で、有権者に手を振っていました。

「この道路って、せがれが通ってる高校に通じてるんですけど、けっこう同級生とか通っていくんですよ。そういう顔を見てると、自分たち責任世代と言われる人間がしっかりバトンを引き継いでいかなきゃと」

新潟市や魚沼市で福祉施設を経営する井上さんが衆院選への立候補を表明したのは2023年9月。知名度不足が課題ですが、出身地の西区を中心に、つながりも生かしながら支持拡大を目指す考えです。

「既存の政治のシステムに対して、今回1人40代ということで“変革”のイメージを持ってもらう。政治は無関心な方が多いけど、無関係ではいられない。関心を持って関わっていただけるように、自分が何ができるか…」

現職2人と新人の三つ巴となりそうな『新潟2区』。
1つの議席を争う戦いは、すでに激しさを増しています。