シリーズ『衆院選』新潟2区
2022年に区割りが変更になり、現在の「新潟2区」は、新潟市西区や三条市などが大票田となっています。
次の選挙では、旧選挙区で当選した現職の自民党・細田健一さんと立憲民主党・菊田真紀子さんが“新選挙区”での陣取り合戦を繰り広げ、そこに維新の新人が割って入る構図になりそうです。

通勤時間帯の新潟市西区に立つ、立憲民主党の現職で旧新潟4区選出の菊田真紀子衆議院議員。
27日にも…と取りざたされる総選挙については、「想像してた以上に早いスケジュールで解散がやってくるということで、非常に緊張感が高まっています」と話しています。
議員歴が7期21年と、現職では新潟県内最長となりますが、選挙区の多くが“初めて”の活動の場です。
「今日初めて燕市で国政報告会をやらせていただき、思っていた以上に皆さんから足を運んでいただき、それだけ責任が重いということも噛みしめています」

区割りの変更後、初めてとなる衆院選。
主に旧2区と旧4区を再編した「新・新潟2区」は、新潟市西区・西蒲区・南区のほか、三条市・燕市・加茂市などが含まれます。
特に、経営者が多い県央地域はもともと保守層が厚い地域とされていて、支持拡大への「ハードルは高い」と菊田さん自身も話していましたが…
「とはいえ、ここまで腐敗しきった自民党に嫌気がさしている方々も大勢いらっしゃると思うので、自民党をピリッとさせるためにも、今回は私に支援をいただきたい」
また、これまで旧1区と旧2区に分かれていた新潟市西区には有権者が約13万人。
新2区全体でおよそ39万人となる有権者数の3分の1を占める大票田であるため、旧4区選出の菊田さんも「西区が勝負のカギになる」と見込んでいます。
「これまで20年間お世話になってきた従来の選挙区の皆さんが約4割、残り6割以上が西区をはじめとする選挙区ですので、ここでいかに浸透していけるか」
「1人でも多くの人にお会いして、私の訴えをお聞きいただければ…」