フリースクールに通う2人の生徒の「紅茶が大好き」という思いから始まったカフェが、9月に新潟県長岡市で開かれます。2度目となる今回はボランティアスタッフも加わり、2日間開店します。
1回目の様子はこちら→《1日限定のカフェ… フリースクールの2人が見る夢は》

新潟市西区のフリースクール『ロビオキ』に通う中学3年生のりゅうさんと、高校2年生のゆっきーさん。28日にも長岡市でミーティングを重ねていました。
【りゅうさん】「来てくれたお客さまのお話のネタになるようなカフェにしたい」

【ゆっきーさん】「みんなが『うれしい』とか『楽しい』とか『おいしい』とか、ポジティブな気持ちが溢れるようなカフェチャレンジにしたい」
紅茶が大好きな2人は、5月に同じ場所で1日限定のカフェに挑戦しています。試作を重ねて完成させたフルーツ入りのティーソーダはお客さんにも大好評でした。
そしてこの度、「もう一度カフェをやりたい!」という2人の思いを受けて第2弾の開催が決定。小学3年生から40代まで、10人のボランティアスタッフも仲間に加わりました。

【ボランティアスタッフ】「みんなと一緒にチャレンジするのが楽しみでたまりません」
提供するティーソーダにも前回と違う点があり、それぞれりゅうさんとゆっきーさんからティーソーダの作り方を教わり、本番に備えます。

2人が用意するティーソーダは、フルーツと合うように柑橘系の香りのアールグレイの茶葉を使い、中に入るゼリーもゼラチンと寒天の配合を変えて何度も試作を重ねました。2人のこだわりが詰まった1杯が味わえる9月の本番が、待ち遠しく感じます。
【小学5年生】「前回とても楽しそうだったし、お客さんに笑顔になってほしかったから参加しました」

【りゅうさん】「ボランティアスタッフの方が加入してくれるという話を受けて、ますますやる気になって、楽しみな気持ちがまた広がった」
パワーアップして開催する2度目のカフェ。9月18と19日の2日間、長岡市の「千秋が原ふるさとの森」で開かれます。両日ともに、正午から午後4時までの予定です。