炭鉱では、落盤事故で脚にケガを負いました。

【中村義昭さん(91歳)】
「下を掘っている時に、上の方が崩れて(岩が)脚の上にしっかり乗った。2か月くらい入院したんだろうかな。生き延びたわけだ」

ようやく帰国できたのは1958年、27歳の時。家族と再会できた時には離れ離れになってから実に12年が経っていました。

【中村義昭さん(91歳)】
「とにかく戦争はすべてを破壊する」