「とにかく復活させたい」八戸えんぶりへの想い…

尻内えんぶり組は、「ながえんぶり」と呼ばれる歌や仕草がゆっくりとした優雅な舞いが特徴です。

尻内えんぶり組 小笠原博仁代表
「やっぱりいいですね。えぼしかぶったのも久しぶりだし10年以上前を思い出しました」

テンポが早く太夫が頭を大きく振る勇壮な「どうさいえんぶり」とは舞いが異なります。人手が少ないからと言っても、ほかの組と合同で参加することは難しいと言います。

尻内えんぶり組 小笠原博仁代表
「それぞれの組の歴史。えぼしの数。歌太夫の摺り方。すべて違うので一緒に合同でやるのはなかなか難しい」

それでも小笠原さんは、尻内えんぶり組をなんとかつないでいきたいとの思いを持ち続けています。

尻内えんぶり組 小笠原博仁代表
Q.また(烏帽子を)かぶる日は?

「くれば近い将来そうなる。私がかぶらなくても、とにかく復活させたい」

八戸えんぶりに戻る日のために…。地域での活動を地道に続けます。