今シーズン一番の寒気の影響で、平地ではこの冬初めての真冬日となり、青森県内各地で積雪も増えています。雪のピークは越えましたが、5日も引き続き降雪が続くため、交通障害などに注意が必要です。

今シーズン一番の強い寒気の影響で各地でまとまった雪が降り、市民が朝から車の雪を下ろす冬の光景が広がりました。

※むつ市民は
「北国の宿命ですからあきらめています。いくら夏が暖かくても必ず時期になればこういう風に来るものだから、そろそろくるなと心の準備をしている」


4日の積雪の最大値は弘前、むつ10cm、青森8cmなど平地でも一気に雪が積もりました。

※レポート 中澤美寿妃記者
「きのうまで路面が見えていた青森市ですが、一晩で銀世界へと変わりました。今も雪が降り続いていて手袋をしていても指先がかじかむような寒さです」

また冷え込みも厳しく、県内23観測地点の全地点でこの冬の最低気温を更新したほか、むつや弘前など12地点が平地では今年初めて最高気温が氷点下の真冬日となりました。

※青森市民は
「さ、さむい。慌てて服を出してきた。寒い冬が始まるなと今から凍えています」

また雪や風の影響でJR在来線で計13本が運休、青森空港では5便が欠航となっています。雪のピークは越えたものの、5日も津軽と三八上北で20cm~30cm、下北で10cm~20cmの降雪が予想され、引き続き雪による交通障害などに注意が必要です。