11月14日は世界中で糖尿病の予防や治療についての啓発活動が行われる世界糖尿病デーです。これにあわせて青森市でも啓発イベントが開かれました。

県が14日、青森市のサンロード青森で開いたイベントでは糖尿病の予防を呼びかけるトイレットペーパーが配られたほか手の平に機器を当てて野菜の摂取状況を測定するコーナーが設けられました。厚生労働省の調査によりますと県内の人口10万人あたりの糖尿病の死亡率は22.3%で1975年の調査開始以降、最も高くなり全国ではワースト1位となっています。

県健康福祉部がん・生活習慣病対策課 山田淑子課長代理
「県民のみなさんにただしい知識を持っていただいて、糖尿病について理解していただきたいということで始めています。生活習慣もとても大事なので、食事のバランスと適度な運動を心がけて、みなさんご自身の生活習慣を見直していただきたい」

11月18日までは「糖尿病週間」として全国で糖尿病の予防の呼びかけや病気の理解を広める活動が行われます。