青森県弘前市で「不審物」の発見が相次いでいます。
14日は中心街の土手町で見つかっていて、この3日間で少なくとも6件目となりました。警察は事件として捜査しています。
弘前市中心街の土手町が、朝から不穏な雰囲気に包まれました。
14日午前8時前、2024年に閉店した百貨店「中三」のそばにある「蓬来橋の近くに不審物がある」と通りがあった人から連絡がありました。警察は、爆発物などを処理する対策部隊を出動させて対応にあたりました。
村上怜生 記者
「不審物と見られるものでしょうか。ビニール袋に入れて警察が回収しています」
弘前市では12日、富士見町の事業所敷地内で不審物が発見されて以降、警察が場所を明らかにしているだけでも4件、さらに場所を明かしていない2件も含めれば3日間で6件の不審物が見つかっています。
警察は、詳細について明らかにしていませんが、いずれも危険性はないということです。
連日の“不審物騒ぎ”に、街ゆく人も不安を募らせます。
街の人は
「身近なところで不審物があると怖い。このまま続いていくと、いつか自分の身も危険にさらされてしまうのかもしれないと不安に思う」
街の人は
「もし家の近くにあったらと思うと、ぞっとする。まだわかっていない状況なので、原因など早急に対応してほしい」
街の人は
「何のためにやっているのか分からないよね」
警察は、相次いで発見された不審物について事件として捜査を進めています。