北海道・北東北の縄文遺跡群の魅力発信に努めます。県内の遺跡を紹介するガイドの養成講座が開かれ参加者たちが観光客をもてなす技術を学びました。
ガイドの様子
「この蟹田側はサケ・マスがそ上するとともに石器に適した良質な珪質頁岩が採集される場所でもあります」
青森県内の縄文遺跡群を訪れるガイドの養成講座には18人が参加しました。このうち午前中は青森県外ヶ浜町にある大平山元遺跡の現地で日頃からガイドを務める担当者から遺跡の特徴や魅力の伝え方を学びました。参加者の中にはガイド歴30年を超すベテランもいますが自分が“観光客”となって他の地区のガイドの案内を受けることで気付いたことももありました。
参加者は
「他の地区のガイドの人たちがどういうやり方でガイドをしているのか知りたいのとこれから自分のガイドにヒントが欲しくて参加しました」
三内丸山遺跡センター・世界文化遺産課 中澤寛将文化財保護主査
「自分のこれまでのガイドを見つめ直すいいきっかけになったのではないかと考えています」
県では年内に残り2回講座を開く予定で観光客に縄文遺跡の魅力を伝えるガイドの養成に力を入れていきたいとしています。