「これも死んでいる。また死んで空籠を上げないといけないかも…」養殖ホタテ大量死の裏に『猛暑』

レポート・竹島紀博記者
「海中から引き上げたホタテの稚貝を見てみますと、このように死んでしまっているものも多く入っています」
漁業者
「(籠から)あければわかる。カラカラ音がする」
後潟漁協 山口隆治組合長(76)
「これも死んでいる。ぜんぜんダメ。(生きているのは)2割かよくて3割。俺はもっと(胸が)痛い。生活かかっているから」

ホタテがへい死した原因は記録的な猛暑による海水温の上昇です。青森市沖合いの水温は2023年、平年値を大きく上回り、9月にホタテがへい死する危険がある26℃を上回っていました。

山口さんも養殖籠を比較的水温が低い海底近くまで沈めていましたが対策にも限界があります。












