2022年2月に同僚の隊員にわいせつな行為をしたとして、航空自衛隊三沢基地は20代の1等空士の男性隊員を25日付で停職6か月の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは航空自衛隊三沢基地の警戒航空団第1整備郡装備隊に所属する20代の1等空士の男性隊員です。男性隊員は2022年2月25日の午後7時ごろ、基地内にある同僚隊員の部屋を訪れ、いすに座りながら他の隊員とゲームをしていた同僚隊員にわいせつな行為をしたとして停職6か月の処分を受けました。
三沢基地は被害者保護の観点から被害を受けた隊員の性別や年齢、具体的な行為について明らかにしていません。
三沢基地によりますと、去年6月8日に被害を受けた隊員が上司に相談したことで事案が発覚して、警戒航空団による調査が進められていました。停職処分を受けた男性隊員は「仲良くなりたい、目立つことをして気をひきたかった」とセクハラ行為を認めています。
今回の事案を受けて三沢基地司令の大嶋善勝空将補は「三沢基地に所属する隊員が本事案を生起させたことは誠に遺憾です。引き続き規律の維持に努めてまいります」とコメントしています。