青森市のアパートで7日、男性2人が刃物で切り付けられ、うち1人が死亡しました。警察は刃物を持って自首してきた51歳の男を殺人などの疑いで逮捕、事件前には男からアパートでの騒音に関して警察に相談があったということで関連を調べています。
逮捕されたのは青森市旭町2丁目の無職・船水 公慈(ふなみず・こうじ)容疑者51歳です。警察によりますと船水容疑者は7日午後4時前、住んでいるアパートで隣の部屋を訪れていた市内に住む加藤 光晴(かとう・みつはる)さん68歳の首などを果物ナイフで切りつけて殺害し、加藤さんと一緒にいた69歳の男性にもけがをさせたとして殺人と殺人未遂の疑いが持たれています。
※現場近くの人は
「2階から担架で運ばれてきた人は血で真っ赤だった」
現場となったアパートでは、加藤さんとけがをした男性が昼過ぎから男性の部屋で酒を飲んでいたということです。5月2日には船水容疑者がアパートでの騒音に関して警察に相談していました。
※隣接するアパートの人は
「騒音はたまに聞こえます。ちょっとうるさかった。朝とか夜もたまに」
事件直後に船水容疑者は血のようなものがついた果物ナイフを持って青森警察署に自首していて、警察は9日、船水容疑者の身柄を検察庁に送り犯行の動機やいきさつなどを追及する方針です。