※ブルーエイト 角田隆美 店主 「最後に良い映像をとらせてあげる」


「(妻に)『私をいつまで働かせるの?』と毎回毎回言われていて、37年も我慢して感謝しかないですよ」

そういうと、角田さんはそっと妻に花束を渡します。

※妻の昌子さん「これはなに?」
※角田さん「37年間お世話になりました」
※昌子さん「こちらこそ、ありがとうございました」
※角田さん「ありがとう」

最後の営業から一夜あけた21日、これまで働きづめだった角田さん夫婦へ新店主の支倉さんが感謝の言葉をつづったボードを渡しました。

※角田さん
「感激しちゃうな、これ。ありがとう」

店はブルーエイトの名前はそのままで4月30日に再オープンする予定です。

※ブルーエイト 新店主 支倉美和子さん
「マスターから鍵もらった瞬間、任せてください!学生たちが『お母さん!』と呼べるような、軽いお店にしたい」

角田さんは引継ぎを終えると、すっきりした表情でひょうひょうと店を去っていきます。

※ブルーエイト 角田隆美 店主
「あまり気負わないで頑張って。よろしくねー」

角田さんが作り上げた味と店はこれからも受け継がれ、学生の街・弘前を盛り立てていきます。


支倉さんは、味を引き継ぐことに加えて、新たなメニューも取り入れたいと意気込んでいました・角田さんはこれから、奥さんの実家がある静岡県へ移り住み、ゆっくり暮らすということです。お疲れ様でした。