※一戸翼選手「平野歩夢」
※妹・優愛選手「平野歩夢」

兄妹2人の憧れは平野歩夢選手

2022年の北京オリンピックで世界の頂点に立った平野歩夢選手です。3月5日にはその平野選手と翼さんが“共演”する機会がありました。

※一戸翼選手
「転んだらやばいなって感じてた。オーラがやばかった。優しく喋ってくれた。『一緒に滑ろう』『教えてほしい技ある?』とか」

平野選手と一緒に滑る翼選手

イベントではうまくなるコツを問いかける場面も。

イベントで憧れの平野選手に質問する翼選手

※一戸翼選手
「平野選手が小学校の時にやっていたトレーニング方法などがあれば教えてください」

※北京五輪金メダリスト・平野歩夢選手
「本数も大事ですけど一つ一つの滑りを大事に。1年後2年後やるかやらないかでは全然答えの出方が違うのではないか」

憧れの選手から直伝されたアドバイスをさっそく練習に…と思いきや、会場のハーフパイプコースは1週間前でもまだ完成していません。

※妹・優愛選手
「緊張。初めてのパイプの大会だから」
※一戸翼選手
「不安です。何週間もハーフパイプをやっていないから足や身体が慣れてないから大丈夫かなって」

初めて出場する舞台が全国大会、そして思うような練習ができない逆境です。それでも今回の全国舞台に出場する青森県勢は2人だけ。地元開催で最大限のパフォーマンスを誓います。

※妹・優愛選手
「(壁の最上部の線)リップまで近づいたら点数が伸びるからリップまで近づくことが目標」

※一戸翼選手
「高さを活かして(フロントサイド)360をやりたいと思っている」

日の丸を背負うトップ選手が熱戦を繰り広げる同じ会場で、ハーフパイプ選手としての第1歩を踏み出します。