3月13日から「個人の判断」に委ねられるマスクの着用。買い物に行くときや会社ではどうしたら良いのでしょうか。悩む人も多い中で「脱マスク」に向けてこれまで隠していた顔を見せるための準備が加速しています。

※街の人は
「周りが外してなかったら自分も外さない、自分だけが外していたら周りからなんか外しているよとなるのが嫌」
「私は外しても構わないと思うけど、いった場所場所でマスクをしている人が多いのであればマスクをする」
「基準ていうのがあるわけではないんでしょうね。なんか習慣みたいでお外に出るときはつけたいですね」

街の声は…

いつ、どんな場面でマスクを外そうか、まだ悩んでいる方が多いのが現状です。その一方で「脱マスク」を決めたところもあります。

※翁屋営業部 星野修さん
「お客様の方は3月13日からはマスクの脱却をしてもいいような形にはなっている」

青森市の菓子販売店は、これまで従ってきた外食業のガイドラインがまだ更新されていないため、3月13日に間に合うように独自の判断をしました。2階にある喫茶スペースでも客に対してマスクの着用は求めないとしています。

※翁屋営業部 星野修さん
「青森県内また活気が戻ってほしいという思いもありまして。誰かが少しずつ外さないと誰も外さないという状況が続きますので、このあたりで少しずついい方向に向かっていければなと思っていました」

一方、従業員は不特定多数の客と接するため、マスク着用は強制ではなく「推奨」する方針です。トレーでのお金の受け渡しや手の消毒も感染症対策として今後も続けるとしています。

混乱が予想される3月13日からの「脱マスク」。感染症を専門としている青森県立保健大学の大西基喜(おおにし・もとき)特任教授に日常生活の具体的な場面を挙げて対応を聞いてみました。