※三和会歯科クリニック 奥平泰久副院長
「ベロの先端を外に出さずに下の前歯の裏側に隠すようにして食べ物を比較的温度の感覚が鈍いベロの真ん中付近において食事をすると良い」


舌の先端を下の前歯の裏側に隠して、熱いものに触れないようにするのがポイントです。でも、この方法をすぐには身に付けられないという場合には…
※三和会歯科クリニック 奥平泰久副院長
「食べ物や飲み物をできるだけ(下の先端より)奥に入れる必要があるので、箸よりはスプーンやフォークを使った方が奥に食べ物を運びやすいと思う」

舌の先端よりも奥の方に食べ物を入れると熱く感じにくいとのこと。では、さっそく、猫舌が悩みの高山キャスターにスプーンを使ってアツアツの牛丼に挑戦してもらいましょう。

※高山基彦キャスター
「さっきまでの熱くてびっくりする感覚はないです。うれしい」

奥平副院長によると、箸を使う文化圏の人はスプーンやフォークを使う文化圏の人よりも「猫舌」が多いとも言われているそうです。
ところで、スプーンでは飲みにくい紅茶やコーヒーは?というと、最近は猫舌の人のために作られたタンブラーとマグカップも登場しています。こちらは吸熱材が使われているため、アツアツの飲み物を入れても3分ほどで快適に飲める温度まで下がり、そのあとも1時間ほど温度をキープします。奥平副院長は、熱いものに慣れることも猫舌の克服につながると話します。

猫の日をきっかけにアツアツが食べられるように「舌の使い方」を確認してみては?
