皆さんまずですね、青森県に暮らす一つの家族のことをイメージしていただきたいと思います。
その家族は20代の共働きの夫婦がいて、小学生の子供が1人です。もう1人どうしようか、その夫婦が考えていてちょっと悩んでます。近くにはその子から見て、おじいちゃんとおばあちゃんが住んでいて、70代のおじいちゃんおばあちゃんが住んでいて、90歳を超えるひいおじいちゃんも一緒に住んでみんな元気で暮らしています。
青森県内にはその家族の親戚もたくさんいて、おじさんおばさんは別の村や町に住んでますけど、リンゴ農家やホタテ漁業なんかを行っています。
この家族を考えてみますと実はたくさんの未来への不安があります。
この若い夫婦ですが、子供をもう1人欲しいけどもう1人産んだら経済的な理由や仕事の理由があって、もしかしたら自分たちのそういうリスクになるかもしれない。
この家族のために、私達はこの夫婦のために、私達は少子化という未来に挑戦する必要がある。そして家族全員が今物価高、燃料高だから苦しんでいます。給料が上がらないのに生活費が増える。年金上がらないのに、生活費が増える。このことに困っています。
若い夫婦の一方は、コロナ禍、働いてる職場はコロナ禍で経営が苦しくなってきます。さあどうしよう。そこで私達は物価高、燃料高、コロナ後の未来に挑戦しなければなりません。
近所に住むおじいちゃんとおばあちゃんがいつも平和に過ごしていますけれども、毎年よくある県内の豪雨災害。この前たまたま新聞で見たいつか起こる大災害。そんなときに逃げられるか不安になってきました。私達は気候変動や大規模災害という未来にも挑戦しなければなりません。
村に住むおじいさんは持病をこじらせて検査を受けるために県病まで片道3時間です。90歳のひいおじいちゃんの関心事はいつもひ孫と自分の健康、そこで私達はやはり短命県、そして医療過疎、という未来に挑戦しなければなりません。
リンゴ農家のおじさんとホタテ漁業のおじさんは、後継者に不安を抱えながらも新しい事業展開を考え、悩み始めています。
そこで私達は世界と繋がる未来。世界と繋がる青森。これに挑戦をしないといけない。小学生の子供はワールドカップたくさん見ました。メッシのようなサッカー選手になるのが夢で、親子で参加する。地域の祭りが大好きです。
そこで私達はスポーツと文化が花咲く青森。この未来に挑戦しなければなりません。若い夫婦はもう子供のことがかわいい、大好きです。
子供にどのような未来が待ち受けていてもこの子が力強く生き抜いていけるよう成長してほしいと願っています。私もそうです。そこで私達は青森の子供たちが、青森の若者が世界で咲き誇る未来に挑戦をしなければなりません。政策の発表に移ります。今まで言った全ての未来の地図。