警察は、青森県内に住む60代女性が郵便局員や警察官を名乗る男らに現金1700万円以上をだまし取られる特殊詐欺被害が発生したと発表しました。
青森警察署によりますと、令和8年4月14日頃、県内に住む60代女性の自宅固定電話に、郵便局職員を名乗る者から電話があり、
「あなたの名義で違法なお金が郵送された」 などと言われ、電話を代わった警視庁の井本を名乗る男から、以降の連絡先として、LINEアカウント「井本仁」を教えられました。
その後、井本からLINEのビデオ通話等で
「あなたの預金が不正なお金ではないことを金融庁で確認する必要がある」などと言われ、そのための必要な手続として、女性は井本の指示で大手金融機関に口座を開設し、暗号資産取引所「コインチェック」にアカウントを開設しました。
さらに、女性は既存の口座から新規開設した口座に預貯金等を移し替え、コインチェックの暗号資産顧客用振込口座に送金し、4月20日~5月1日まで3回にわたり、計1714万9000円相当の暗号資産イーサリアムを購入して指定された暗号資産アドレスに送信しました。
5月8日に大手金融機関から青森県警に特殊詐欺被害が疑われる取引がある旨の通報があり、青森警察署の警察官が女性から取引の詳細を聴取した結果、詐欺被害であることに気が付いたということです。
警察は、警察官や検察官をかたる人物に犯罪捜査のために預貯金を調べる必要があるなどと金を要求された際は、家族や知人、警察署や最寄りの交番に事前に相談し、絶対に1人で対応しないよう呼び掛けています。












