今シーズンも人里でクマの出没が相次いでいます。
青森県黒石市ではクマが車に衝突したとみられ、乗車していた男性が恐怖を語りました。

県内で頻発したクマの出没、この週末も目撃情報が相次いでいて、2026年の出没件数は206件で、2025年の倍近いペースとなっています。

黒石市八甲で、5月5日の午前1時過ぎに車の中から撮影された映像。目撃した人によりますと、体長約1mのクマが農道に現れ、車を警戒しながら道を横切ったということです。

乗車していた男性
「この辺にいる時に運転手が気付いた。黒いのが田んぼから出てくるのが見えて、そこから徐行した。横切ったのを確認して、ゆっくり進んだら右後ろが『ドン』と鳴って、何か踏んだのかなと思った」

クマに衝突されたとみられる部分には、ひっかいたような傷跡がありました。

乗車していた男性
「危ない。『生身の人間だったら…』と思う。(近所の人は)外に出たがらない。でも、この時期は農家も忙しいから外に出なきゃいけない。みんな怖い思いをしているのでは…」

生活圏に相次ぐクマの出没。
平川市では、緊急銃猟が行われました。

9日午後4時半ごろ、平賀東小学校の近くでクマ1頭の目撃情報があり、市の職員や猟友会が巡回したところ、約2時間後に尾崎木戸口地区の田んぼでクマを見つけました。

須崎蓮 記者
「緊急銃猟が行われた現場はリンゴ畑に囲まれ、数百メートル先には民家もあります」

市によりますと、この田んぼから約300mの距離に民家があったことや日没が迫り、箱わなを使う時間がなかったことなどから、緊急銃猟を許可したということです。

クマは体長約1.5mの雄で、猟友会のハンターがライフル銃を発砲して駆除しました。

付近園地のリンゴ農家
「怖い。びっくり。まさか人里にね…」

付近のコメ農家
Q.今の時期にクマのえさになるような農作物は?

「ないですね。クマの食害もここらでは聞いたことがないし…」

緊急銃猟によるクマの駆除は5月6日の八戸市に次いで県内2例目です。

人里、山問わずに出没するクマ。
県は、「くまログあおもり」などで最新の出没情報を確認するよう呼びかけています。

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