青森県内でインフルエンザの患者が急激に増えています。
「インフルエンザ注意報」は、これまで上北地方だけでしたが、新たに東青、西北、三八が加わり、4つの地域に発表されています。

県のまとめによりますと、11月9日までの1週間に県内の指定医療機関から報告があったインフルエンザの患者は県全体で650人で、前の週から302人増えました。

患者の増加は5週連続で、1医療機関あたりの患者数は県全体で12.5人となり、今シーズン初めて10人を超えました。

地域別で最も多いのは、先週注意報が発表された上北の25.22人です。次いで三八、東青、西北となっていて、この3つの地域は患者数が10人を超えたため、新たに注意報が発表されました。また、入院患者は県内で8人いました。

県は、全ての地域で患者が増えていることから、マスクの着用など基本的な感染対策のほか、重症化を防ぐためのワクチン接種を呼びかけています。