青森県今別町では、馬役の男性と女性の「手綱取り」による勇壮な踊りが魅力の「荒馬まつり」が開かれ、江戸時代から伝わる伝統行事に町民が沸きました。

今別町の「荒馬まつり」は、田植えが終わったあとに豊作を願い「田の神」に感謝する「サナブリ」の行事として江戸時代以来の歴史があると伝えられています。

2日の合同運行では、大川平荒馬保存会と今別ねぶた実行委員会が出陣、地元の小学校の団体も加わり、地区ごとに継承された「荒馬踊り」が披露されました。

威勢の良い掛け声とともに、馬役の男性が跳ね回り、手綱取りの女性が艶やかな踊りで馬を操つります。息が合わないと綺麗に跳ねることができないため、ペアで息を合わせることが重要です。

参加した人は
「気持ちいいです!一番楽しい」

「めちゃくちゃ楽しい!(疲れていない?)元気!」

「楽しいです!みんなで声を出しながら跳ねる所が楽しい!」

訪れた人は
「良かった。初めて見た。馬のしっぽの跳ねあがりが良かった」

「やってみたい!荒く踊るのが良い」

県の無形民俗文化財にも指定されている今別町の「荒馬まつり」は、7日まで行われ、躍動感溢れる踊りで津軽半島の熱い夏を彩ります。