青森市本町の国道4号沿いで、再開発事業が動き出すことになりました。高さ13階建て程度の商業施設とマンションの複合施設が2030年に完成する予定です。
青森市本町1丁目の再開発で予定されているのは、高さ13階建て程度の商業施設とマンションの複合施設です。敷地面積は0.5ヘクタールで2028年に着工、30年に完成を予定しています。
須崎蓮 記者
「青森市中心部で昔ながらの風景を残すアーケード。この一帯で再開発事業が行われます」
建設されるのは青森市の中心部で、国道4号と柳町通りの交差点の北東側に位置しています。地域の市街地再開発準備組合とミサワホームが10月6日に協定を結び、再開発が動き出しました。

国道沿いでは、柳町交差点の北西側に2009年にオープンした「クロスタワーA‐BAY(アベイ)」に続く大規模な再開発となり、市民からは歓迎の声が上がりました。
青森市民
「このへん寂しいので楽しみです。花火も見れるし、ねぶたも通るし、いいんじゃないですか」
「(イメージの)外観もすてきだと思う。都会的で」

複合施設は低層部が商業施設で、青森ねぶたの運行を一望できるテラスも設置されます。
中層部より上は住宅施設で、健康の増進や子育てを支援する機能なども導入される予定です。
青森市の中心街は近年、客足の低迷が続くなか、再開発で新たな人の流れを生み出し、継続できるかが問われることになります。