「首班指名で高市早苗と書くことはできない」

<司会>
それでは、大変お待たせをいたしました。
公明党・斉藤鉄夫代表、西田実仁幹事長によります会見を行いたいと思います。
それでまず冒頭、斉藤代表より発言がございます。


<公明党・斉藤鉄夫代表>
先ほど第2回目の高市総裁、鈴木幹事長、そして公明党側は私と西田幹事長4名の政策協議を終えました。1時間半、協議を行いました。

今回、自民党との政策協議に臨むにあたりまして、三つの懸念事項を申し上げたところでございますが、そのうち二つにつきましては、高市総裁の丁寧なご説明もあり、共有をできたところでございます。

しかしながら、私達が最も重視をいたしました「政治と金」に関する基本姿勢につきまして、意見の相違がございました。

近年、第1党である自民党の政治資金をめぐる問題によりまして、国民の政治全体への信頼が大きく損なわれております。

この間に行われた衆参の国政選挙において、国民の根強い不信が払拭されず、信頼回復には程遠い状況と言わざるを得ない状況です。

我が党としても、私も参院選後、全国を周り総括ということで多くの方から、ご意見を聞き「これまでの延長線上では党再生はない」という強いご意見を伺ってきたところでございます。