兵庫県伊丹市の解体中の建物で男性作業員が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。建物のエレベーターには「乗りかご」が無かったなかったということで、警察は誤って転落した可能性があるとみて調べています。

 10日午後1時半ごろ、伊丹市の解体中の建物で、作業員の女性から「男性が7階から1階に転落した」と消防に通報がありました。救急隊が現場に駆けつけたところ、
40代の男性作業員が意識がもうろうとした状態で頭から血を流して倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 男性が倒れていたのはエレベーターが昇降する空間の底で、「乗りかご」はすでに撤去されていたということです。

 警察は誤って転落した可能性があるとみて調べています。