2024年に青森県七戸町で起きた死体遺棄事件で、主犯とされる男の裁判員裁判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴されたのは、七戸町の運送会社の元代表・十枝内伸一郎 被告(49)です。

青森地裁で開かれた初公判の罪状認否で、十枝内被告は起訴内容を認めました。

検察側は、冒頭陳述で十枝内被告が知人らと共謀して2024年1月に元従業員の男性の両手と両足を縛ったうえで、コンテナのなかで体に30kgのタイヤを数本のせたうえ、男性を容器に入れて土の中に埋めるなどの暴行を加えて死亡させたとしました。

そのうえで、十枝内被告が主犯として計画を立てたと指摘しました。

弁護側は起訴内容については争わず、被害者からの嫌がらせをやめさせるために犯行に及んだとしていて、十枝内被告の行動は、ただちに人を死なせる暴行とは言えないと主張しています。

次回の裁判は明後日18日に開かれる予定です。