青森県内各地の「ゆるキャラ」による相撲大会が、2025年もつがる市で開かれました。「ゆるさ」を一切捨てたキャラクターたちが本気でぶつかり合い、まさか、まさかの結末を迎えました。
10回目を迎えた「ゆるキャラすもう大会」は、県内の自治体や企業などのゆるキャラ17体が出場し、トーナメント形式で優勝を争いました。
いつもはゆったりとした動きで周りを和ませますが、この大会は真剣そのもの。
破竹の勢いで勝ち上がったのは2年連続、決勝で涙を飲んだ鶴田町の「つるりん」です。
前々回優勝のつがる市商工会「うまいちくん」、そして前回優勝の「十和田ごんぼう」を破り、決勝にコマを進めます。
決勝の相手は、鯵ヶ沢町の「デカわさ」。
俊敏性が武器で、準決勝では相手の頭の一部が取れてしまうほどの張り手を見せました。
結果は、先に“ゆるくない部分”が見えてしまった「デカわさ」の反則負け。つるりん、悲願の初優勝です。
鶴田町 つるりん
「去年とおととし準優勝という結果だったので、今年こそは優勝を目指すという気持ちが誰よりも強かったので、その結果、優勝することができてとてもうれしいです」
ゆるキャラたちは大会が終わると、いつもの“ゆるさ”を取り戻して観客と交流していました。