警報級の大雨が予想されるなか、線状降水帯が発生した先週金曜日8月29日などに青森県内では、大雨に伴う避難指示が発表されました。時間帯は夜となっていて、夜間の避難の注意点を聞きました。

先週金曜日には、津軽に発表された線状降水帯に伴い、青森市浅虫の一部地域では午後10時半に避難指示が出されました。また、その前の週には十和田市に出された避難指示も発表された時間は午後10時過ぎでした。避難指示は8月に6回出され、そのうちの半数が日没後の発表でした。

県の危機管理局の担当者は、『夜間の避難』について注意点を話します。

県危機管理局 船盛博実さん
「安全に避難所に行けるのであれば、できるだけ避難所に行っていただきたい。今回のように夜間、雨が降っている状況でしたら、状況を踏まえて一番安全確保ができるような避難の仕方を考えていただきたい」

夜は、道路の冠水や土砂崩れなど状況の変化に気づきにくく、避難する際も注意が必要です。

県危機管理局 船盛博実さん
「避難指示が出ても、安心して動けるように普段から避難所ですとか、避難所までの経路の状況ですとかを把握しておいていただきたい。まずは、家族と普段から避難指示が出たときの行動について話し合っていただきたい」

【雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。