レジェンドが語る青森のディスコ事情

赤、緑、青のライトが光るホールでは、ダンスナンバー『SEPTEMBER』が流れ、往年の若者たちがステップを踏んでいます。
ここは青森市にあるディスコ&バー「ネクストニー」。週末はほぼ満席の人気店です。

1970年代のディスコダンスの定番とも言える“ステップダンス”。実はこの振り付け、全国で共通のものもあれば、地域やお店によって異なるものもあるそう。

ちなみに青森市には、“青森ステップ”というものが存在しており、そのステップを作ったのはこの店の主人、トニーさんその人である。

『ネクストニー』店主 トニーさん
「日本で最初に流行ったのが“ステップダンス”というダンス。そこから始まって次が、好きなように踊る“フリーダンス”、“ユーロビート”。東京でマハラジャやジュリアナが流行った頃は青森はディスコが廃れてしまっていて、ディスコというムーブメントはなかったんだ」

『ネクストニー』店主 トニーさん

“青森ステップ”はトニーさんが作ったのですか?

『ネクストニー』店主 トニーさん
「確かに、東京からステップダンスをもってきたりもしたが、自分で考えてステップを作りました。私が50年前に作ったステップを今でも踊っています。
私が作ったステップもあるし、東京で流行ったステップもあるし、面白いですよ。みんな並んで踊っているから、ラジオ体操みたいな感じでね。ハンコ押してやろうかと思っちゃうよね」

年代問わず、皆さん一緒になって楽しめるのが魅力のようです。
ディスコを楽しんでいる方はこちらにも…

青森市浪岡の中央公民館で毎週水曜日に開催されているサークル「ディスコ・ダンス・クラブ」です。発足して8年、現在は12名が通っています。
主宰者にお話をききます。

『ディスコ・ダンス・クラブ』古畑幸子さん
「令和元年の4月にサークルを立ち上げました。ディスコが好きで1人でもいいからやりたいなと思ってこのサークルを作って募集しました」

メンバーにお話しをききます。

「友達に誘われて入りました。やったことないんです1回も。ここに来て初めて!」

「踊ってみて楽しい」

「これからの残りの人生をディスコに注ぎたいと思います」

メンバーは…
メンバーは…

中には、自身がディスコサークルを主宰しているという方も…

「私67歳でちょうどディスコ世代なんです。今は60代から80代の方向けに、簡単なステップでディスコを楽しむ『寅蔵のやさしいヘルシーディスコ』というサークルを開催しています。あの頃が蘇るような感じで楽しんでいます」

メンバーは…
ディスコダンスは健康づくりにも…

大人のディスコイベントに潜入!

白川舞アナウンサーが潜入!

続いては大人のディスコイベントに、ダンスが大好きな白川舞アナウンサーが潜入します。