『早く走れるコツ』を伝授するのは現役町長!? 

一方、深浦町でこのほど開かれた子どもたちの走り方教室の講師を務めたのは、なんと現役の町長です。

走り方をレクチャーする 深浦町 平沢一臣 町長
「前足部を意識してしっかり構えて、走れるようにしてください」

トレーニング指導のインストラクターの資格を持つ平沢一臣 町長が教える「速く走るコツ」は、つま先側に体重をかけ、手に握った生卵を割らないようなイメージでリラックスした体勢でいることです。

アドバイスを受けた子どもたちは、苦戦しながらも練習に励んでいました。

参加した子ども
「難しかったけれども、最後までやったら楽しかった。(走るのが)速くなった気がします」
Q.運動会では何位を目指しますか?
「1位です!」

「走り方教室でやったコツを運動会の時に発揮したい!」

深浦町 平沢一臣 町長
「できるかぎりいい経験をさせてあげたい思いで企画した。これからも、子どもたちにはいい経験をさせて、経験学習に力を入れていきたい」

もうすぐ運動会。
学校でも、子どもたちが体を動かす楽しさを共有することが大切と考えています。

青森市立佃小学校 秋元幸生 教諭
「(運動が)得意な子も、苦手な子も運動会で体を動かすことの楽しさを覚えて、このあとの体力づくりに生かしてほしい」

少しでも記憶に残る行事にするため、子どもたちの練習は続きます。