季節の変わり目に気をつけなければいけないことについてです。6日には、八甲田と岩木山で初冠雪を観測、急に冷え込みが厳しくなりました。


この時期に注意が必要なのが。夏バテならぬ「秋バテ」です。自律神経のバランスが崩れだるさや頭痛など様々な体調不良をきたすとされています。具体的な症状と予防法を取材しました。

※高山基彦キャスター
「正午前の青森市です。この時間になってもこの姿では肌寒く、道ゆく人に目を向けてみますと、ダウンジャケットを羽織っている人の姿もあります」

※青森市民は
「びっくりした。ストーブないとダメみたい。」「寒いですね。もうダウン着てますよ」「徐々に寒くなるんだったらね、身体もついていくだろうし。いつもと違う気候じゃないか、ことしは。なんか変だね。」


青森市の最高気温は5日から急激に下がり、15℃以下の日が続いているのに対して最低気温も10℃以下、きょうは8.3℃と今シーズン一番の寒さとなりました。


1日の寒暖差は10月1日が14.6℃、7日も6.1℃ありました。こうした気温の急激な変化で起きるとされるのが、夏バテならぬ「秋バテ」です。
自律神経のバランスが崩れてだるさや頭痛、食欲不振のほか、難聴を始め様々な体調不良をきたします。

青森市の南内科循環器科医院の南収院長は秋バテと見られる症状を訴えた人を今週だけでも約20人診療したと言います。


※南内科循環器科医院 南収(みなみおさむ)院長
「きょうも80代の男性と女性がだるい、疲れやすいと受診されました。20代の女性が食べられないと。これも一つの秋バテの症状かと思います」


大手暖房器具メーカーの調査では、夏から秋の変わり目で体調を崩した経験がある人は約7割にのぼり、秋バテは、誰しもに起こりうることです。


※青森市民は
だるいっていう感じ。朝起きてピリッとしないんだよね。」「ちょっと朝、だるくなったり」「耳の難聴とかそんな感じ」