この週末に行われた青森県スポーツ大賞の表彰式。競泳の佐々木珠南選手、自転車の室谷榎音選手は、いずれも3年後のロスオリンピック™を青森県から目指すと宣言しました。

県の教育委員会とスポーツ協会が合同で実施した表彰式、今年度に全国大会などで優秀な成績を残した選手などが出席しました。このうち、県スポーツ大賞を受賞し、2028年のロサンゼルスオリンピック™への出場が期待されているのが競泳の佐々木珠南選手です。

競泳 八戸東中学校3年 佐々木珠南 選手
「納得できる部分と納得できなかった部分があった。今年は納得できる結果を出せるようにがんばりたい」

八戸東中学3年の今シーズンは、200m個人メドレーで国民スポーツ大会で優勝を飾ったほか、ジュニアの国際大会でも表彰台に立ちました。

競泳の有望株が競技環境がより整った県外に拠点を映す中、佐々木選手は4月からも故郷の八戸市の高校に進学し、世界を目指します。

競泳 八戸東中学校3年 佐々木珠南 選手
「両親の支えが一番かなと思ったので、八戸で続けることを決めた。次のオリンピック出場を目標に今がんばっている」

また、青森商業高校3年の室谷榎音選手は、自転車競技のインターハイのケイリン種目で2連覇を達成。全日本選手権のジュニアでも個人3冠を達成しました。

自転車 青森商業高校3年 室谷榎音 選手
「自分が思っている以上に周りの人に応援していただいて、想像している以上に結果を残すことができた」

高校のOBで国体出場の父の背中を負い成長した3年間を経て、八戸市の大学に進学し夢舞台を目指します。

自転車 青森商業高校3年 室谷榎音 選手
「エリート(シニアカテゴリー)で戦えるように、これからたくさん練習して五輪を目指せれば目指してがんばりたい」

今年度、青森のスポーツ界を沸かせた“若き才能”は青森県からオリンピック出場をうかがいます。