夏から秋にかけてのこの時期、スズメバチによる被害が1年で最も多くなります。全国ではスズメバチに襲われて亡くなるというケースもあり、青森県内でも専門の業者に巣を駆除してほしいという依頼が増えています。駆除の現場や被害を防ぐ方法、刺された時の対処法を取材しました。
※有限会社サニタ環境 矢野祥一さん
「キイロスズメバチって種類の蜂になりますね」

青森県八甲田の麓・青森市郊外にある倉庫のシャッターには、50センチ以上、サッカーボールの2倍ほどの大きさのスズメバチの巣が作られていました。

1か月足らずでこの大きさになったため、倉庫の所有者から害虫駆除などを行っているサニタ環境に巣の駆除依頼がありました。その現場に同行させてもらい、防護服を着用して、巣に近づいたところ…。

こちらを警戒するようにスズメバチが飛び回ります。こうした状況のなかで、駆除作業が進められます。巣の中に薬剤を注入したあと、蓋をして中にいるスズメバチが出てこられないようにします。


※有限会社サニタ環境 矢野祥一さん
「そしてあとは働き蜂が戻ってくるのでそれを極力回収するという作業をやりました」
