“河童”の伝説が由来となった秘湯は無料 せせらぎが聞こえるその先に…
タマ伸也 さん
「ちょっと、着いたけどさ、『かっぱの湯』とは書いてるけど、よくわかんないね、これ」

そう言いながらタマさんが見ていたのは、『「かっぱの湯」伝説』と記された木製の看板。
―貞観四年、今から一千百余年の昔…―
ひとまず、近くにあった階段を下りると、その先に…
沢が流れる音が聞こえるではありませんか~!
鬱蒼とした森の中に…突如現れる伝説の秘湯!?

タマ伸也さん
「お~~~~~!こんなふうになっているんだ。沢がせせらいでいるよ」
薬研渓流のほとりに位置する『元祖かっぱの湯』は、源泉かけ流し。渓流と森林に囲まれ、まさに秘湯!

【入浴料】無料
※男女別の入浴時間あり
【泉 質】単純泉質
【適応症】神経痛、筋肉痛、関節痛など

タマ伸也 さん
「あ~~~あずましい(=気持ちいい)。大けがをした偉い人が、ここにたどり着いたときに、そのけがを治すのに“河童”が(温泉に)入れてくれたっていう伝説みたいよ」
新井宇輝アナウンサー
「それで『元祖』ということですか!」

『しもきたTABIあしすと』のホームページによると、日本三大霊場である恐山を開山した慈覚大師が道に迷い、けがをした際に河童が温泉に入れて助けたというのが『「かっぱの湯」伝説』なんです。

目の前を流れる川のせせらぎや、澄んだきれいな空気を堪能して、大自然を感じながら入浴できる『元祖かっぱの湯』。夏の新緑の時期も良いですし、紅葉の時期までそれぞれの季節ごとに趣深い景色の中で、心やすらぐひと時を味わえます。
次は、津軽海峡の荒波が生み出したジオエリアへ。