100年以上の歴史ある「弘前さくらまつり」 『出店』の歴史は

市川麻耶キャスター
「公園内では多くの観光客を出迎えようと、お店の人は気合十分です!」
弘前公園でサクラとともに花見客の楽しみとなっているのが『出店』です。この春は131の店が軒を連ねていて、自慢の逸品がよりどりみどり。選ぶのが大変なほどです。

訪れた人は
「花より団子で、きょうはちょっと花がないので桜餅とかも買ってみたので、サクラを見た気分になって食べたいと思います」
「めっちゃうまいです。残念ながらまだ咲いていないんですけど、雰囲気は抜群に良いので大好きです」



弘前さくらまつりが始まったのは大正7年・1918年です。当時は「観桜会」と銘打たれていました。娯楽が少なかった時代は人々にとって観桜会は特別な行事。園内はものすごい賑わいぶりです。なかでも、立ち並ぶ『出店』は見ているだけでも時間を忘れて楽しめる場所でした。