時代と共に変わっていく『出店』 今では見られない「オートバイ曲芸」

オートバイの曲芸は多くの人に愛されましたが、弘前さくらまつりでの営業は2022年が最期になりました。時代とともに移り行く弘前さくらまつり。そのなかでも、三浦さんは創業当初から出汁は変えず、花見客の胃袋を満たしてきました。

三浦食堂 三浦さつ江さん(92)
「昔の通りの味でやっているの。そばの出汁でもなんでもね。母親がやっていた通りにやっているのさ。『ああ、花見きたな。がんばらねば』って。90歳になっても花見に来ているんだもの。やっぱし気持ちもパッとなってさ。くよくよしていられないの」

弘前さくらまつりが始まって100年あまり、これまでも、そしてこれからも軒を連ねる出店が華やぐ園内を盛り立てます。