「年女として一つの記念にしたい。女性でも参加できるっていうことなので」

奉納に参加するのは自ら希望した41人。祭当日は全体で7つの女性団体が参加予定です。

(参加者)
「フラメンコダンサーをやっています。(Q:今回の祭りで生かせそう?)生かせると思います。リズム感が大事」

さらに、こんな方も…。

(参加者)
「Q:なぜ参加しようと思った?)ことし還暦を迎えることになって、年女として一つの記念にしたい。女性でも参加できるっていうことなので、やってみたいなって気持ちになった」

「儺追笹奉納」の際に、皆さんが掲げる新たなのぼり旗も完成。

(縁友会 入山友香 会長)
「やっとですね、そろってきました。(Q:こういうのがそろうと心持ち違う?)全然違いますね。やっぱりやるんだなって」

そして、本番さながらの練習です!

(参加者)
「手は、どうしましょうかね」
「担いでいない方の手で『ワッショイ』?」

では、神社としては、どう受け止めているのでしょうか?

(尾張大國霊神社 山脇敏夫 宮司)
「女性も厄を落としたいという気持ちは、みんな持っているから。それはそれでいいのではないか。もっと多様性・柔軟性を持って、祭りは見てもらえるとありがたいです」

コロナ禍をはさみ、祭りの担い手確保の課題があります。

「もみ合い」の参加者は2020年に比べると、感染対策による制限もあり大きく減り、去年(2023年)は過去最も少ない1730人でした。

(尾張大國霊神社 山脇敏夫 宮司)
「良い形にもっていければいいですね。『おらが村の祭り』は、おらが村で守らないといけない」

ことしは4年ぶりの通常開催に加えて、女性の参加で盛り上がりが期待されます。

そして、皆さんは実際に寒さを体感しようと外へ。