2月22日に愛知県稲沢市で行われる、天下の奇祭「国府宮はだか祭」に、ことしは初めて女性が参加します。

本番を前に女性たちの練習に密着しました。

(報告:大石邦彦アンカーマン)
「2つ目の大鳥居をスタートして参道を通ります。そして笹を担ぎながら距離にすると数百メートル、境内に入って社殿に笹を納める。これを女性の皆さんがやるわけです」

2月22日に愛知県稲沢市で行われる天下の奇祭「国府宮はだか祭」。

男たちが下帯姿で激しく「もみ合い」を繰り広げることで知られる神事。

1200年以上の歴史がありますが、祭りが最高潮に達する「もみ合い」の前には、厄除けの願いを書いた笹を境内へ運ぶ神事「儺追笹奉納(なおいざさほうのう)」があります。

これまで女性が参加することはありませんでしたが、ことし初めて参加することになりました。

(神男 大桒佑起さん)
「今回は女性の方も出るということなので、元気に参加していただければ」なと思います」

2月11日、ことしの神男に決まった大桒佑起(おおくわ・ゆうき)さんも、新たな歴史の1ページが刻まれることに期待します。

この日、一宮市では儺追笹の担ぎ方の練習のため、参加する1つの女性団体のメンバーが集まっていました。