アメリカで開催中の世界陸上も盛り上がっていますが、今回は杵築高校陸上部を紹介します。

大分県内屈指の強豪、杵築高校陸上部の部員は39人です。全国大会に出場する選手を毎年のように輩出し、2022年も6月に行なわれた北九州予選を突破。2種目で4人の選手がインターハイへの切符を手にしました。

(小畑優真キャプテン)「100メートルで10秒台を出す選手もいるんですけど、特徴は、跳躍が優れた選手が多いです。」


「走高跳」では2人がインターハイに出場します。

県高校総体で優勝した酒井響生選手。全身をタイミングよく反らして、バーを美しく飛び越える技術が酒井選手の強みです。

(酒井選手)「自分のベスト記録から予選が始まるので、その高さを飛んで、2メートルまで飛べたらなと思っています」


北九州予選で2メートルという自己新をマークし優勝した岩尾蓮選手。全身をバネのように使い、バーを越す高いジャンプ力が岩尾選手の最大の持ち味です。

(岩尾選手)「自分の自己ベストである2メートルをしっかりと1本目で飛んで、上位に入賞できるように頑張りたいです」


また、「走幅跳」でも2人の選手がインターハイに出場します。

木村優二朗選手の特徴はスピード。県総体の100メートルでも3位という記録を残しています。

(木村選手)「まずは1本目、自分のベストを目指して入賞できるように頑張っていきたいと思います」


そして、北九州予選を自己ベストとなる7メートル25センチで優勝した仙川晃聖選手。その跳躍力を武器にさらなる記録更新に挑みます。

(仙川選手)「一本目で自己ベストの7メートル25を更新して、入賞できるように頑張りたいと思います。」


チーム内にライバルがいるのが強さの理由。互いに実力を高め合い8月に行われるインターハイに挑みます。

「杵築高校陸上部インターハイ入賞目指して頑張るぞ!」