3連休最終日のきのう、石川県の被災地では住民やボランティアによる片付け作業が進められました。

石川県穴水町の避難所に設けられた、足湯とマッサージのスペース。

その運営に携わるのは、首都圏の大学生らを中心におよそ150人が所属する学生団体「わかものと」です。

きのうは武蔵野大学と徳島大学の学生4人が民家から家具を運び出す作業などを手伝いました。

住民の女性
「1人で何にもできんから、みんなでわーっと運んでくれて、本当にありがたかった。涙が出るほど」

わかものと副代表 高田太陽さん(徳島大学)
「行政やボランティアに言えないような、ちょっとした困り事は、学生に頼みやすいのかなと」

能登半島地震からの復興へ。若い力がその過程の一端を担っています。