3連休あけは“4月並み”の暖かさ 天気ぐずつくも気温かなり高い

週間天気予報の資料の一つ、地上の気温を大きく左右する上空下層(上空1500メートル付近)の気温の予想をみると、今週は全国的に気温がかなり高くなることが予想されています。

特に暖かい空気の流れ込みは今週半ばと週末以降の2回のピークが予想されています。札幌の上空では平年よりも10℃以上も気温が高い非常に暖かい空気が上空下層に入ってくるほか、東日本や西日本でも平年より10℃近く気温が高い予想となっています。

東京20℃・仙台18℃ 札幌でもバレンタインは10℃超えで4月中旬並み 

北海道地方は13日から日本の北を通る低気圧に向かって暖かい空気が流れこむため、気温がかなり高くなり札幌の最高気温は10℃以上の予想です。これは2月中旬の平年の気温よりも10℃以上も高く4月上旬から中旬ころの気温です。

またその他の地域でも14日頃からは南西から暖かい空気が流れ込みやすくなるため気温がかなり高くなります。東京で15日は20℃まで上がるほか、東北や北陸でも18℃と予想されています。

農作物の管理や雪の多い地域ではなだれや融雪による影響に注意が必要です。

高知・鹿児島20℃予想 西日本各地で20℃に迫る暖かさ 

西日本でも14日ごろからは、南西から暖かい空気が流れ込みやすくなるため、気温がかなり高くなります。各地20℃に迫るような気温の予想です。

今週は日本海で発生した低気圧が北日本を通過して東日本や西日本を前線が通過する予想で天気はスッキリしない日が多い予想ですが、暖かく湿った空気が流れ込むため、天気はイマイチでもこれだけ気温が高い予想となっています。

ではこのまま一気に春本番のあたたかが続いていくのでしょうか。