中国の「春節」に伴う大型連休があすから始まりますが、今年はあの“爆買い”にも異変が起きているようです。
“爆買い”から“高級一点買い”へ

にぎわう東京・上野のアメ横。
買い物の様子を見ていると、ある変化が…
いわゆる“爆買い”の客があまりいないのです。
円安を追い風に“爆買い”ではなく、高級な品を一点買いする傾向が強くなっているといいます。
ロレックスやジャパニーズウイスキーなどが売れ筋だとか。
なぜ青森が中国観光客に人気? 青森県「地道に情報発信を・・・」
日比麻音子キャスター:
2月10日から春節がスタートしますが、中国では青森県が人気となっているようです。

【中国 SNS“ウェイボ” 日本各地の公式アカウントフォロワー数】
・青森県観光局:130万8000人
・大阪観光局:14万70000人
・神奈川県観光局:9万4000人
・秋田県観光局:3万4000人
・東京都:4万7000人

なぜ、青森県が人気なのでしょうか。青森県観光局の公式アカウントが投稿した善知鳥神社の紹介では様々な写真とともに、▼神社の歴史 ▼住所・電話番号・参拝時間 ▼アクセス方法 ▼WEBサイトのリンクが記載されています。
さらに中国人スタッフが直接、現場に行って取材をしていると言います。投稿文には「この神社で神前式をする日本人が多い。幸せな瞬間を目撃できるかもしれませんよ~」と、絵文字を使用して親しみやすい文体で紹介しているのも特徴です。また、バスの路線情報などフォロワーからの質問にも答えてくれるそうです。

青森県の担当者によりますと「地道に情報発信を続けた結果、徐々にフォロワーが増えていった。投稿は1週間以上空けないように気をつけています」と話しています。
井上貴博キャスター:
中国は、景気低迷期の入口に足を踏み入れていると言われています。共産党もいつ、バブルが崩壊するかわからないと焦っています。そんななか、受け入れ側の日本としては、中国に向けて発信するのか、欧米向けて発信するのか、戦略が分かれるところなのでしょうか。
産婦人科医 宋美玄さん:
「どこの層をターゲットにするのか」ではないでしょうか。中国は日本から近いので、観光だけではなく、医療など様々な目的で来るのだと思います。私のクリニックにも中国の方々がエージェントを通してワクチン接種や検査をするためにいらっしゃいます。