復旧までは「長い道のり」温泉街では職失う人も…
元日はほぼ満員の220人の予約があった美湾荘では、地震で客室の扉が開かなくなり、バールでこじ開け逃げた人もいたと言います。
白髭さん「防火扉があんな風に外れちゃって」
浦部「あれ防火扉なんですか?」

美湾荘では、1月30日から建物の状態を1か月程度調べ、復旧工事にとりかかる予定で、6月末まで予約は受け付けないということです。
白髭さん「一般の通常営業できるように修復と改装を進めていければと思っているが、まだまだ長い道のりになると思っている。」
和倉温泉では、22あるすべての宿泊施設で営業再開の見通しが立っていません。また、温泉街の旅館で働く人の中にはこんな人も…。
和倉温泉の旅館で働いていた「パートの人までそこまでできないってきのう(解雇を)言われて落ち込んで、きょう日曜日だからあした職安に行かないと…」
時間の経過とともに、雇用をはじめ人々の生業全体に不安にさらされている現実がありました。