◆「小さい頃からオシャレと安い物が好き」古着で挑戦する23歳

青森市緑3丁目に店舗を構える古着店『TOY SOLDIERS』。青森市出身の倉内秀憲店長(41)が2019年に開業したこの古着店には、人気が高く定番のBarbourのオイルドジャケットやChampionのリバースウィーブのほか、海外のバンドTシャツやモーター系の服など約1000点ほどの古着・アクセサリーがそろっている。


「小さい頃からオシャレと安い物が好きで。『アユが来ていると高く見える』とか友達や知り合いに褒められるのが好きだったんですよ。自己顕示欲が強いですからね」
少し恥ずかし気に笑いながら話しをするのは、ここでスタッフ兼バイヤーとして働く三上愛結さん(23)。彼女にはある“夢”があった。

弘前市出身の三上さん。地元の高校卒業後に東京都のスタイリストの専門学校に入学し、プロのスタイリストのアシスタントなども経験。そのなかで、小さい頃から馴染みがあった「古着」に改めて興味を持ち、古着の聖地とも言われる高円寺や下北沢のような『地元にない店』を故郷の弘前市で経営したいというのが彼女の“夢”の1つだったという。