「2位じゃダメなんでしょうか」のスーパーコンピューターは?
実は意外にも2位という情報をお伝えしたいと思います。
一枚岩で世界一大きいのは「エアーズロック」かと思うんですが、実は「マウント・オーガスタス」が1位で、エアーズロックの2.5倍も差があるということなんです。
そして、チョコレートの原料のカカオ豆の世界一の生産量はガーナではなく、3倍近くの差をつけてコートジボワールが1位なんです。

2位という切り口で言いますと、このフレーズを皆さんは覚えていますでしょうか?
蓮舫参院議員の「2位じゃダメなんでしょうか?」。
2009年に民主党政権による事業仕分けで世界一の性能を目指したスーパーコンピューター「京」の開発計画がやり玉に上がりました。
「京」の後継機にあたるのが、「富岳」なんです。新型コロナ対策のシミュレーションで実績を上げました。2020年6月から2年連続で世界一になっているということなんです。

続きまして、珍しい2位を紹介していきたいと思います。
2016年リオオリンピックの男子100mバタフライ決勝で3人が同着2位で銀メダル3人という事態になりました。
当時、会場でレースを見ていた元競泳日本代表の松田丈志さんによりますと、「2人同着はまれにあるが、3人同着は奇跡のような出来事。会場全体が状況を把握するまで時間がかかった」ということでした。

世の中には様々な2番、2位があります。